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ノート3曲目 ハイドンの交響曲「驚愕」を聴いた

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  ノートの1ページ目最後の作曲者  3人目はハイドンだ。小学校の音楽でハイドンのドンって響きが面白くてみんなで笑ってた記憶がよみがえった。ネットを見ると交響曲の父・弦楽四重奏曲の父と称されながら、今回聴いた曲「驚愕(The Surprise)」は、寝ている聴衆を起こす爆音をしかけるというユーモアある人物だそうだ。 新世代の曲調に驚愕  バッハ・ヘンデルとの世代差は50年近くある。曲の冒頭から半世紀の違いを感じる。聴きなれたベートーヴェンやシューベルトにグッと近い。宮中でバックミュージックのように流れる曲調から、多くの聴衆が楽しめる自由な曲調になったと印象を受ける。なるほど「父」と称される訳だ。 驚愕ポイント  ひっそり始まる第2楽章。このフレーズは馴染みがある。そこへ「ドン!」。さすがハイドン!ここで寝た子を起こす仕掛けだ。起こしたあとも、冒頭のフレーズがいろいろ変化して楽しい。びっくりさせるだけじゃないのだ。印象的なフレーズを変化させる造りはベートーヴェンの「運命」のように多くの曲が影響を受けていそうだ。 ノートにはハイドンの曲が5曲ある。俄然、次の曲が楽しみになった。 Haydn: Symphony No. 94 (feat. Adam Fischer and the Danish Chamber Orchestra)

ノート2曲目 ヘンデルの水上の音楽を聴いた

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  2曲目  FMエアチェックノートの2曲目はヘンデルの「水上の音楽」だ。調べてみると、この曲はイギリス国王ジョージ1世の舟遊びのためにヘンデルが作ったという説。川の周りで演奏しているのかと思いきや、検索して出てきた絵画では楽団も船に乗っている。おいおい!やりすぎやろ!? バッハと比べた感想  ヘンデルはバッハと同じ年に生まれたらしい。終始一貫した雰囲気のバッハに比べると、旋律がメロディアスで王様を飽きさせない感じだ。この曲を聴きながら王様は誰とどんな会話をしていたのだろう?音楽としては、情緒豊かなこの曲に惹かれるが、心の起伏が少ないバッハの曲は不思議な癒し感がある。立食パーティーならバッハを選ぶな。 演奏について  今回は聴いたのは、YOUTUBEで2016年録音のアムステルダムでのコンサート。映像で楽器が見れるのも楽しい。メロディのバッキングに弦楽器に加えてハープシコードの音色が特徴的だ。昔、クラシックギターを弾いていた身としては、リュート(のような?)も興味深い。長短の弦がたくさんあって、他の楽器に負けない響きを出しているのだろう。生で聴いてみたいなぁ~。 ジーグと呼ばれる終盤で、小学校の時に吹いたような縦笛が登場する。ファイナルファンタジーの町や荒野に出てくるような旋律。映画だったら絶対悪役だろうって感じの奏者だ。ちょ~っと音がブレてない?って思ったら、隣にいるホルンのオッサンがジロっと見ている。気になったんかなぁ~(笑) こんな突っ込みをしたくなる楽しい曲だった。 G.F. Händel: Water Music - Akademie für alte Musik Berlin - Live concert HD

ノート1曲目 バッハの管弦楽組曲 第3番を聴いた

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  高校時代のノートが出てきた  久しぶりに実家の自分の部屋へ行った。畳が色あせて、ちょっとボコボコになってて生気がない。部屋には中学時代に美術で描いた絵やレリーフ、そして高校・大学時代に作ったバイクのプラモデルとカセットテープが並んでいる。 なんとなく見渡していると見覚えあるノートが。自分の字で「FMエアチェック No.1」と書いてある。あぁ~、そうそう。クラシックをよく聴いていたので、レコードも何枚か買っていたが、お小遣いがもたないのでFM放送をカセットに録音していたのだ。そもそもどんな曲が存在しているのか知らなかったから、何かの本から曲をリストアップしてそれをFMレコパルの番組表でマーク、せっせと録音していたのだ。 ノートの中身  エアチェックできた曲は、演奏時間と指揮者、演奏楽団などを記載している。多分、レコパルに演奏時間が書いてあって、録音できる長さのカセットテープを用意していたのだろう。最初のページのリストには、ヘンデルの水の上の音楽が32分50秒とある。90分テープに録音したんだろうなぁ~。 よし!リストを完遂しよう!  今ならYOUTUBEとかで好きなタイミングに聴ける。いい時代になったものだ。まぁ、レコパルで番組表見るのも楽しかったと記憶してるけどねぇ~。 最初は、バッハの管弦楽組曲3番だ。なぜか、バッハは1曲しかリストアップしていない。謎だ…。リストは作曲者別になっているが、おそらく年代順?1ページ目にはバッハ・ヘンデル・ハイドンと並んでいる。  リストの一番手。バッハの組曲3番、聴いてみる。YOUTUBEで。指揮者はカラヤンを選んだ。演奏はベルリンフィルだ。出だしから全編にわたって宮中晩餐会的な雰囲気だ。旋律やテンポに突飛なアップダウンは無く、静かなところは静かに、にぎやかなところは音の厚みが増す。その場をず~っと音が埋め尽くしている感じだ。アリアの旋律はよく聴くし覚えているからキャッチーなメロディかもしれない。誰もが心に何かを受け止める旋律だ。 44年の時を超えて  リストに書き加えよう。24分7秒 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

RCカーのスプリングケースを作ってみた

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3Dプリンターを買って10ヶ月  今年の3月に3Dプリンターを買った。以来、YouTubeでFreeCADの動画を見ながら、ラジコン関連のパーツを設計してプリントしてきた。最初はできるのか?と不安だったが、今では仕組みが分かってきて、アイデア出しが楽しくもあり苦しくもあり…生みの苦しみを楽しめるようになってきた。YouTubeの先人たちに感謝である。 進歩した?  製作中がいろいろあるが、例えばラジコンカーのダンパースプリングを入れるケース。100均に収まるケースはいろいろあるが、こだわりの塊みたいなラジコンフリークは既製品に満足しない。ピッタリ収まって誰もが羨むケースを作りたくなる。 しかし、これがなかなか苦しい(笑)そんなに簡単にできるものなら、とっくに市販されているというものだ。作っては不便なところを洗い出し、時には振り出しに戻って考え直す。CADで手を動かす時間より考える時間が多くなってきた。進歩したなぁ~俺。

61歳、退職して1年が経とうとしている

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 何をしてきた1年だったか?  今週末でちょうど退職して1年だ。いろいろあったように思うが、会社勤めがけっこう昔に思えるので、やっぱりいろいろ変化したんだろうな。月めくりカレンダーを戻してみた。 1月ごろ  無職になったので国民健康保険へ加入した。市役所で手続きしたが、「退職の訳は?」とか「すぐ再就職しますか?」とか聞かれたなぁ~。これ、国保加入に必要な質問なんだろうか?  それから、確定申告。ネットでやったが、意外にすんなりできたと記憶している。在職中に1度やったことがあるが、その時は最終的に紙を出力して確定申告会場へ持ち込んだ記憶がある。今はデスクで完結するので楽ちんだ。 このころ、なぜかヨーグルトスフレ作りにはまってたな。 春、3Dプリンターを買った  いろいろ動き出した。転職サイトに登録して情報を漁っていたら、企業から声掛けいただいたなぁ。70歳現職女性のかわりに社内IT機器の管理。社長さんは若くていろいろやりたいんで、外部に頼まず社員を補強したいんだろうけど、求人に応えてくれる人がいないみたいだった。  3Dプリンターを買って、3DCADの勉強を始めた。これやって、改めて自分の好きなものが分かった。買って良かったぁ~。IT業界でも自分の仕事は無形の生産。設計書とかマニュアルとか形のあるものが好きだったけど、3Dプリントはゼロから形を作れるオリジナル性が性に合ってるね。ダイソーのスケッチブックがもうすぐいっぱいになるくらいアイデア描けた。3DCADや3Dプリンターは、YouTubeで年配の方のチャンネルばかり登録している。見てるだけで励まされるな。チャッピーとも相談できるし、いい時代になったものだ。  野菜をいろいろ栽培してみた。キャベツ・ねぎ・トマト・ニンジン・アボカド。最終的には水耕栽培をやりたいんだけど、まず素の状態を知らないとね。キャベツとトマトは、外に出したとたん青虫に全滅くらった😭来春は今年の学びを生かして、土と水耕を半々でチャレンジしてみたいな。 梅雨時期、能登へ行ってきた  行ってみたかったところの一つ、春日山城跡へ行ってきた。城山の形が残ってるだけに近いけど、山頂から一望しながら、「あの山から北条が攻め込んできたのだろうか?」とか考えると、ちょっと時空を超えたリアル感を味わえた。  そして震災後初めて能登へ行ってきた。千枚田を経由...

35年前の楽器を買い取ってもらった

 「楽器の買取屋さん」の広告がやたら  これまで何度か見たことがあるが、YouTube広告にあがってきたので、意を決して電話してみた。申し込みサイトでは、楽器のメーカーと種類を入力できるが、いくつもあったので備考にずらずら~っと書く。30分しないうちにコールバックがあって日程を決定。当日は石川県小松市から30代の方がいらしてくれた。北陸と高山が担当らしい。名刺を見ると「オーディオの買取屋さん」もやっている。査定はスマホで写真を送って、会社から査定額が送られてくる。台数があったので90分くらいかかったが、とても丁寧で楽器の話しが楽しくてあっという間の時間だった。 思い出の楽器たち~金管楽器~  娘は中学生時代にマーチングバンドに入っていた。保護者もずいぶん手伝って盛り上がった。その過程で、なぜかユーフォニアムとバリトンホーンが私の手元に残った。顧問の先生が買い取ってくれるような話の流れだったのに、私の勇み足で同僚から買い取ってしまったのだ。今年、吹奏楽をやっている知人に買ってくれる人がいないか聞いてもらったのだが反応なし。もう、業者に買い取ってもらうしかないなとあきらめた。自分は演奏で使ってないので、娘とのマーチングバンドの思い出のひとつだったのだ。 思い出の楽器たち~ギター・ベース~  1990年代はバンドブーム。中学時代からアコースティックギターをやってきたが、フェンダーのストラトキャスターを買った。エレキギターについては、雑誌でちょっと読んだくらいの知識。行きつけだったカワイ楽器に並んでいる中から見た目で買った。ベースも見た目チョイス。当時はバンドよりもひとりで電子楽器の自動演奏を楽しんでいたが、ギターの音と奏法は自動とはいかなかったのだ。TM NETWORKのBEYOND THE TIMEがいい感じだったなぁ。 思い出の楽器たち~YAMAHAの音源~  事前に伝えてなかったのだが、音源も買い取ってもらえた。TX-802はTM NETWORKに必須の音源だ。とは言え、自分で音を作るのは至難の業。もっはらキーボードマガジンに掲載されていたデータをいじっていたなぁ。TX-16Wは、サンプリング音源だ。ピアノと弦楽器のリアルな音を求めて購入したが、それより自分の声をサンプリングして加工してたな。 最後に残したのは…  ギターアンプやキーボードスタンドなど、値段...

忠義とは? ~「どうする家康」を見て~

  「どうする家康」を再び観る  戦国もの大河ドラマが好きだ。アマプラで見れるので、毎日1話ずつ見ている。話は終盤にきていて、関ヶ原の一歩手前、伏見城の戦いに入るところだ。 大阪で政治を統治する家康が、上杉景勝の討伐に会津へ向かう留守を家臣の鳥居元忠に任せるのだが、少ない兵で伏見城の守りを引き受ける言葉にじ~んとくる。その前のシーンで、家康は、石田三成が静かに暮らしている様子を聞いて安堵していながら、自らが出陣して大阪を空けることに不安を感じ、最も信頼できる家臣を選択する。主君と家臣の信頼が美しくて感動するのだ。 「徳川家臣一の忠義者、この元忠が殿のお留守をお預かりいたします」  Wikiを見て鳥居元忠をおさらいしてみた。元忠は、家康が今川家の人質だったころから側近として仕え、大河ドラマに出てくるほとんどの合戦で戦っている。ドラマでは家康よりずいぶん年上に見えるが、3歳くらいしか離れていない。松平家臣としての生まれながらの宿命を家康と苦難を共にすることで、主君への忠節が生きがい・人生の終点として全うしたと受け取れる。 この時代の忠義とは?  命のやり取りで統治する戦国時代は終わり、この時代の忠義は、どこかに残っているのだろうか?サラリーマンを引退した自分は、戦国時代の農民以下の庶民である。主君などと呼ぶ存在はない。サラリーマン時代も社長や上司を主君と呼ぶわけがないが、ちょっと忠義っぽいものがあったとしたら、上司の戦略を後押ししたくらいだろうか?でも、これは「忠義」にあてはまらないな。 政治や自衛隊など、縦社会が濃いところでは、忠義の心を持つ人がいるのだろうか?なぜか、美しい忠義が想像できない。美しい忠義は不要な時代になったのだろうか?