33年愛用してきたコートを捨てた

思い出すなぁ~ このコートは、当時、総曲輪通りにあったタカキューで買った。徒歩通勤してた会社帰りにタカキューで服を買うことがしばしば。しばしば行くと、常連客みたいになって、いつも同じおねぇさんが対応してくれた。ファッションに無頓着な私にネクタイやスーツを選んでくれた。美人タイプじゃなくて、ちょっと東南アジアのエキゾチックタイプのお姉さんだった。 こんなに高いの?! ある時、そのお姉さんが「これ、絶対似合うと思ってたんやぜ!」とすすめてくれた。確か、10万くらいだったと思う。その時の自分には、服に10万なんて桁がふたつ多い!って感覚だった。でも、買ってしまった。今となっては、その時どんな心情で決断したか覚えていないが、北海道への社員旅行を控えていたのも一因だったのだろう。 このコートを買うまでは、バイク用のジャンパーが冬のアウターだった。買ってから20年くらいは、アウターとして毎年来ていたが、アオキで軽いやつを買ってからは出番が少なくなった。 お別れだ 急いで捨てる必要もないが、収納ボックスへ入れずにお別れだ。朝、写真を撮ってからゴミ袋へ入れてゴミ集積場所へ出してきた。何とも思わなかったが、今、こうして昔を想い起すとノスタルジックな気分だ。お姉さん元気にしてるかなぁ~。