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ノート4曲目 ハイドンの交響曲「時計」を聴いた

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 緊張感のある出だし  日に日に春が近づいていると実感。布団の中が暖かくて手足を脱力して寝られるのだ。朝ご飯を食べたあとは、YOUTUBEでノートの曲を聴くのが日課になってきた。今日は、4曲目でハイドンの「時計」。検索すると最初にカラヤン指揮が出てきた。まずは、これを聴いてみよう。 ちょっと緊張感ある旋律で始まる。「時計」「The Clock」のタイトルから時を刻むSF的な雰囲気を連想したが、第一楽章のアダージョから受ける印象は、まぁ~大きく外してない気がした。 ハイドンの時代の時計  聴きながら調べてみた。ハイドンの時代の時計は、大きな振り子時計や音楽時計(オルゴール)だったらしい。なるほど、音楽時計ね。実際、ハイドンは音楽時計のために短い作品を作っていたらしい。これも検索して聴いてみたがびっくり。単音じゃないし、速くて音がぎっしり。ちゃんと作れたんかなぁ~?実物を聴いてみたいものだ。 なぜ時計?  第二楽章アンダンテ。ここでのカチコチ的なフレーズから「The Clock」と名付けられたらしいが、全体的に美しく流暢なメロディと響きで、私の身の回りにあるデジタル時計や腕時計とは全くかぶらない。きっと当時、精巧な時計は芸術品であり、オルゴールも美しく優雅なメロディを奏でていたのだろう。第四楽章フィナーレまでくると、完全に時計の域を脱して壮大な交響曲の響きで盛り上がる。いやぁ~、ザ・交響曲って響きだなぁ~。退職後のプチ贅沢にピッタリだ。 ハイドン:交響曲 第101番 「時計」ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリンフィル

ノート3曲目 ハイドンの交響曲「驚愕」を聴いた

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  ノートの1ページ目最後の作曲者  3人目はハイドンだ。小学校の音楽でハイドンのドンって響きが面白くてみんなで笑ってた記憶がよみがえった。ネットを見ると交響曲の父・弦楽四重奏曲の父と称されながら、今回聴いた曲「驚愕(The Surprise)」は、寝ている聴衆を起こす爆音をしかけるというユーモアある人物だそうだ。 新世代の曲調に驚愕  バッハ・ヘンデルとの世代差は50年近くある。曲の冒頭から半世紀の違いを感じる。聴きなれたベートーヴェンやシューベルトにグッと近い。宮中でバックミュージックのように流れる曲調から、多くの聴衆が楽しめる自由な曲調になったと印象を受ける。なるほど「父」と称される訳だ。 驚愕ポイント  ひっそり始まる第2楽章。このフレーズは馴染みがある。そこへ「ドン!」。さすがハイドン!ここで寝た子を起こす仕掛けだ。起こしたあとも、冒頭のフレーズがいろいろ変化して楽しい。びっくりさせるだけじゃないのだ。印象的なフレーズを変化させる造りはベートーヴェンの「運命」のように多くの曲が影響を受けていそうだ。 ノートにはハイドンの曲が5曲ある。俄然、次の曲が楽しみになった。 Haydn: Symphony No. 94 (feat. Adam Fischer and the Danish Chamber Orchestra)

ノート2曲目 ヘンデルの水上の音楽を聴いた

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  2曲目  FMエアチェックノートの2曲目はヘンデルの「水上の音楽」だ。調べてみると、この曲はイギリス国王ジョージ1世の舟遊びのためにヘンデルが作ったという説。川の周りで演奏しているのかと思いきや、検索して出てきた絵画では楽団も船に乗っている。おいおい!やりすぎやろ!? バッハと比べた感想  ヘンデルはバッハと同じ年に生まれたらしい。終始一貫した雰囲気のバッハに比べると、旋律がメロディアスで王様を飽きさせない感じだ。この曲を聴きながら王様は誰とどんな会話をしていたのだろう?音楽としては、情緒豊かなこの曲に惹かれるが、心の起伏が少ないバッハの曲は不思議な癒し感がある。立食パーティーならバッハを選ぶな。 演奏について  今回は聴いたのは、YOUTUBEで2016年録音のアムステルダムでのコンサート。映像で楽器が見れるのも楽しい。メロディのバッキングに弦楽器に加えてハープシコードの音色が特徴的だ。昔、クラシックギターを弾いていた身としては、リュート(のような?)も興味深い。長短の弦がたくさんあって、他の楽器に負けない響きを出しているのだろう。生で聴いてみたいなぁ~。 ジーグと呼ばれる終盤で、小学校の時に吹いたような縦笛が登場する。ファイナルファンタジーの町や荒野に出てくるような旋律。映画だったら絶対悪役だろうって感じの奏者だ。ちょ~っと音がブレてない?って思ったら、隣にいるホルンのオッサンがジロっと見ている。気になったんかなぁ~(笑) こんな突っ込みをしたくなる楽しい曲だった。 G.F. Händel: Water Music - Akademie für alte Musik Berlin - Live concert HD

ノート1曲目 バッハの管弦楽組曲 第3番を聴いた

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  高校時代のノートが出てきた  久しぶりに実家の自分の部屋へ行った。畳が色あせて、ちょっとボコボコになってて生気がない。部屋には中学時代に美術で描いた絵やレリーフ、そして高校・大学時代に作ったバイクのプラモデルとカセットテープが並んでいる。 なんとなく見渡していると見覚えあるノートが。自分の字で「FMエアチェック No.1」と書いてある。あぁ~、そうそう。クラシックをよく聴いていたので、レコードも何枚か買っていたが、お小遣いがもたないのでFM放送をカセットに録音していたのだ。そもそもどんな曲が存在しているのか知らなかったから、何かの本から曲をリストアップしてそれをFMレコパルの番組表でマーク、せっせと録音していたのだ。 ノートの中身  エアチェックできた曲は、演奏時間と指揮者、演奏楽団などを記載している。多分、レコパルに演奏時間が書いてあって、録音できる長さのカセットテープを用意していたのだろう。最初のページのリストには、ヘンデルの水の上の音楽が32分50秒とある。90分テープに録音したんだろうなぁ~。 よし!リストを完遂しよう!  今ならYOUTUBEとかで好きなタイミングに聴ける。いい時代になったものだ。まぁ、レコパルで番組表見るのも楽しかったと記憶してるけどねぇ~。 最初は、バッハの管弦楽組曲3番だ。なぜか、バッハは1曲しかリストアップしていない。謎だ…。リストは作曲者別になっているが、おそらく年代順?1ページ目にはバッハ・ヘンデル・ハイドンと並んでいる。  リストの一番手。バッハの組曲3番、聴いてみる。YOUTUBEで。指揮者はカラヤンを選んだ。演奏はベルリンフィルだ。出だしから全編にわたって宮中晩餐会的な雰囲気だ。旋律やテンポに突飛なアップダウンは無く、静かなところは静かに、にぎやかなところは音の厚みが増す。その場をず~っと音が埋め尽くしている感じだ。アリアの旋律はよく聴くし覚えているからキャッチーなメロディかもしれない。誰もが心に何かを受け止める旋律だ。 44年の時を超えて  リストに書き加えよう。24分7秒 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリンフィルハーモニー管弦楽団